吃音と言っても、実は、いくつか種類があるんですね。
そこで、こちらでは、吃音の種類について説明していますので、
あなたは、どれに当てはまるかチェックしてみてください。
吃音の種類について!
吃音にも種類があるのですが主に・・・
・連発性
・伸発性
・難発性
・中阻性
この4つに分けられています。
先ず、連発性ですが、これは、その名称からも分かるように、
同じ発音を連発してしまう症状になります。
多くの人が吃音に対して抱いているイメージはこの連発性の吃音で、
どもりと言われるのもこの症状が代表的になります。
それに対し、あまり周囲に吃音症だと分かりづらいのが伸発性の吃音です。
これは、発音がおかしく、言葉のはじまりが伸びるような感じになりますが、
それを上手に話し方の癖のように見せている人も多いと言うことです。
難発性の吃音は話しかけられてもすぐに返事が出来ないような状態で、
最初の言葉がなかなか出てきません。
なので、会話の間があいてしまうような感じになります。
また、難発性の場合は、なかなか吃音だと分かってもらえず、
挨拶が出来ないとか意思表示が出来ないなどの印象をもたれ、
コミュニケーションがうまくいかない為に悩む場面も多くなります。
中阻性の吃音と言うのは、会話している時に、突然言葉が途切れてしまう、
声が出なくなると言ったような症状です。
話をしている時や文章を読んでいる時などに、頭の中で
「言葉が出なくなったらどうしよう」
このように不安などを感じた時にこの状態になると言われています。
ただ、あまりにも本人が吃音を気にしてしましプレッシャーを感じていると、
2つの吃音の症状が重なって出てきたりと言うこともあります。
なるべく周囲が本人の苦しみを理解するようにして、
出来るだけリラックスできる状態で話をさせてあげられれば、
少しずつ吃音の症状も軽くなっていくようですが、
社会生活の中ではそれもなかなか難しいことかもしれません。