吃音とはどんな状態なのか?
吃音でお悩みの方へ!
このサイトでは、吃音改善方法などをお伝えしています。
はじめに吃音ってどんな状態で、何が問題なのかを解説していますので、
ぜひ参考にしてみてください。
吃音とはどんな状態?
先ず、吃音ですが、流暢に言葉が話せない状態のことを言います。
一般には”どもり”とも言われているのですが、
最初の言葉が出にくかったり、言葉がつまったり、
同じ音を何度も繰り返したり、音を引き伸ばしたりと、
対話に苦労するような症状が起こってしまいます。
これは、コミュニケーション障害や言語障害の
一種であるとする考え方もあるようなのですが、
殆どの場合、身体的な機能障害と言うよりも精神的な
問題が大きく、問題の根を深くしているようです。
吃音の状態の具体例ですが・・・
「ぼ、ぼ、ぼくは・・・」
このようにスムーズに言葉が出てこなかったり、
「わーーーーたしは」
などのように、音を引き伸ばしたり、言いたい言葉がつまってしまい、
思うように出て来なかったりと言うものがあります。
そして、これらに共通しているのは、単語の一部分について
言いにくくなると言うことなんですね。
また、これとは違い、
「ぼく、ぼく、ぼくは」
このように単語全体を繰り返したり、
言いたい事の前に不必要な言葉が入ってしまうなど、
言い直しを頻繁にするなどと言う症状が見られる人もいます。
こうなると吃音と区別がつきづらいですが、
これらの症状は吃音とは診断されないこともあります。
吃音の一番の問題ですが、これは、自分の吃音が気になって
人と話すことが怖くなってしまい、ひきこもりがちになり、
人付き合いを避けるようになってしまうことなんですね。
ただ、子どものうちに吃音が出てしまうと、
それが原因でいじめに遭うケースもあります。
ちなみに、予期不安と言う感情を抱え、どもるのではないかと言う
不安感や恐怖感を訴える人も少なくはありません。
ですので、あなたが吃音、あるいは、子供が吃音なんて場合には、
何かしらの不安を抱えている事があるので、どうして、
吃音になってしまったのかを今一度、考える必要があるでしょう。